梅雨入りしました。
どんよりしたお天気に、なんとなく体がだるくなったりすることがあります。
わたしたちの体調も暑さや寒さ、湿度などに左右されるように、パン生地も大きく影響を受けます。
それは、酵母が働きやすい環境にあるのかどうか、元々の材料の水分量によっても変わってきます。

これ、酵母が発酵しているところです。
活発ですねー!
パン酵母は30-40度ぐらいが一番活発に活動(発酵)します。
季節の変わり目というのは、日によって気温や湿度に大きな差が出てきます。
いままで、ホイロ(二次発酵)は60分かかっていたから60分でタイマーをかけて。。。
とやってしまうと、特にいまのように気温が日々変わるような時季は、ちょっと目を離した隙に発酵が進み過ぎてしまっている、なんてことも。

これは一次発酵が過発酵の生地の写真。
焼くことはできますが、あまりふくらまずかたくて甘みのないパンになってしまいます。
でも、もしチェックした時まだ早いな、と思えばもう少し待てばいいわけです。未熟の生地は少し時間をおけば適熟になります。
生地をじっくり観察していると、だんだんとわかってきます。
教室ではみなさんに生地をみてもらいながら、もういいんじゃないかな、とかもう少し、とかアドバイスさせていただいています。ここが、レシピやお料理の本をみただけれはわからないところだと思います。
一緒に生地を観察していきましょう。
Happy baking!